【回顧】展開印様様だったフェブラリーステークス
第1回を書いたばかりですが、「ストライド競馬新聞」の有用性を伝えたくてたまらず、早くも第2回です。
対象は今年(2018年)の「フェブラリーステークス」。
ノンコノユメが悲願のGⅠを獲ったレースですね。
私はこのレースで以下のように馬券を的中させました。
ノンコノユメがゴールドドリームをゴール前捉えたときはガッツポーズ。
3着がインカンテーションと分かったときは、さらに狂喜乱舞でした。
前回のブログの最後のほうで「馬連は3000円〜」と書いているのにいきなり1000円台恐縮ですが、3連複を含めながら4点まで絞れた会心のレースだったため取り上げさせていただきました。
この馬券を買えた理由は「展開印」です。
「ストライド競馬新聞」では、前日夜にアップされる「前日展開印」とレース当日15分前くらいに発表される「直前展開印」があります。
私は「ストライド競馬新聞」にある3つの主な印(情報・ストライド指数・展開指数)のなかで、とくに「展開指数」を重視しています。
この理由はアナログなのですが、「競馬は展開があるので力通りに決まらない」という経験からです。
そこでまず前日展開印が重めな馬をチェックしました。
④アウォーディー(7):◯→▲
⑩テイエムジンソク(2):▲→注
⑭ゴールドドリーム(1):◎→◎
(印はいい順に、◎→◯→▲→注→△。カッコ内は人気)
前日から評価が下がっている馬はまず買わないので、アウォーディーとテイエムジンソクがここで切れます。ゴールドドリームは◎をキープしたので、3着以内に入る可能性大。
「ストライド競馬新聞」的には下位人気の馬にもチャンスありということで、続いて「注」以下の馬をチェック。
⑥インカンテーション(6):△→△
⑨キングズガード(12):△→△
⑫ノンコノユメ(4):注→◯
⑮ベストウォーリア(8):△→△
ノンコノユメの印が2段階アップ。さらに特注馬に与えられる「上昇馬」というマークが唯一付いていたので、直前展開印は二番手でも頭まであると考えられました。
そのためゴールドドリームとノンコノユメの馬連に加え、ノンコ→ゴールドの馬単もボーナスとして買うことに。これは30倍台というオッズも理由になりました。
3連複まで広げられたのは、「自分なりに軸がしっかりしていること」「3着候補も3頭に絞れていること」「オッズが自分の考えに見合う」という要素が重なったからです。
そこからさらに2頭に絞れたのは、「買うなら直前ファクターの合算値がプラスになっている馬」という約束事を作っていたから。直前展開印のように、やはり下がっている馬を積極的に買いたいとは思いません。
といったふるいにかけて馬券を買ったところ、チョイスした3頭が見事に来てくれたという感じです。
あまり細かい数値などのデータは出せませんでしたが、印だけでもそれなりの馬券が取れるということが分かっていただけたかと思います。
ここまで理路整然と買えるレースもそうそうないのですが、だからこそ見つけたときはしっかりと当てておきたいというところ。
有馬記念までにほかの例も紹介しようと思いますが、この段階でも興味が湧いた方は、ぜひ「ストライド競馬新聞」のサイトにアクセスしてみてください。